ANNEX(=別館)。ロンドンへ旅行した時の日記「ロンドン旅行記」 | IN ENGLISH
他サイトとのコラボレーション・コンテンツ「黒猫ドウメイ」
都会でタヌキを見かけた事を大袈裟にレポートした「阿佐ヶ谷のタヌキ」などを掲載。
※私は阿佐ヶ谷在住じゃないので念のため
後日談
今思うと、かなり貧弱な食生活をしたいたのだと実感する。それも、若さゆえのことだろう。
その後、別の機会にロンドンに行った時に学んだことがある。絶対パブで昼食を採るべきだと。
SOHOの中華街は、味が落ちたように思う。もしくは私がグルメになったのか?(笑) カムデンの住宅街近くにある中華街はかなり良かった。場所が思い出せないのが悔やんでならない。
貧乏旅行は、それなりに楽しい出会いがある。中国人と相席になった時など、食事の時に色々お世話になった。

やはり、庶民は庶民たる行動を取るべきである、という事なのだろう。
このページは個人的な記録であり、人様に見てもらうために作ったわけではないのですが、まあ、覗き見するような感覚で見ていただければいいかなと思って作ってます。 一週間とちょっとをロンドンで何かしているとおもう私について書かれています。
※2000年9月から10月にかけて作成した日記です。

    ロンドン日記 −2日目ーとりあえず歩いてみる

    朝は晴れていたのに、これを書いているときは雨が降っている。時刻は18時。今はサマータイムということで、日本は同じ日の午前10時であり、時差だけで考えると9時間の時差がある。

    晴れていた朝というが、昼間も雨が降ったり急に晴れたりでなかなかおもしろい気候だ。
    天気予報では、晴れ時々曇りだっていっていたから、まああたっているほうなのかしら、なんて思いつつとりあえず天下の大英博物館へ足を運んでみる。
    僕の泊まっているホテルからは歩いて10分ほど。
    余談だが、滞在しているホテルから地下鉄の駅までは歩いて1分もかからない。非常に便利である。本当に余談だな・・・

    博物館にはいってまず驚いたのは、中国をはじめとしてアジア諸国からの略奪品、それもすばらしいものばかりが惜しげもなく展示されていることだった。白磁の壷から青白磁、銅の鏡などなど、とにかくものすごいものばかりだった。どこだったか、上野でみたエジプト関連の展覧会でみたものよりもよっぽどスケールのでかい展示品の数々、仏像やらなにやら、もうすごいの一言に尽きる。うらやましい。あっ、これ欲しい!なんていうのもたくさんある。なんでヨーロッパにまで来てアジアの貴重品を眺めなければいけないのかなあという不安に近い焦りを感じた。やばいぞ、日本。もっと収集活動をおこなわなきゃ!

    そんなこんなで2時間ほど見物。のこりは別の日にとっておくとして、いったんホテルに戻る。きてまだ1日目だからだろうか、トイレにやたらと行きたくなる。行きたいのは山々だが、なかなか見つからない。という次第なのでわざわざホテルの自室まで戻って来て用を足したというわけだ。

    そうそう、部屋に入るとき、ドアの下に天の助けが置いてあった。Y氏からのFAXだ。旅行中、E-mailをチェックできないのは苦だからと頼んでノートPCを借りたのだが、どうもインターネットにアクセスできない。何がいけないのか悩んでいるところだったのだ。FAXには丁寧に設定方法がかかれており、とりあえず助かった。(実際にはそのあと一悶着あったが、ホテルに備え付けのビジネスセンターという所で回線を借りる事ができたので、そこからインターネットに接続することにした)

    その後再度ホテルを出て地下鉄でピカデリーサーカスへ行く。何があるのかあんまりわからないが、とりあえず行ってみる。するといわゆる繁華街だった。渋谷と有楽町を足して3で割った余りが伝統的な建物っていう感じ。ようわからん喩えだが、まあそんな雰囲気だということだ。

    マクドナルドもバーガーキングも、ついでにタワレコもある。昼飯はマックで済ます。意外とうまい。タワレコは日本のほうが安い。以前T.REXのメーリングリストに投稿していたアメリカ人は「なんでイギリスってCDとかそういうのの値段が高すぎんの?おかしいんじゃない?」って叫んでた。実際僕も叫びたくなる。高い。日本で買ったほうが絶対安いし、あんまり良いものが並んでない。やっぱ銀座みたいな場所で買い物するのはあかんと思い、素敵な街並みを拝見しながら散歩する。

    散歩しているのかただ迷っているのかわからなくなってきたところでトイレに行きたくなる。幸い三越が見えたのでそこで用を足す。もちろん何も買わない。三越は日本人の溜まり場といった風で、どの顔もみな田舎から来たおばはんばかり。英語のわからんおばはんはあそこで買い物するのかぁ、と妙に感心しつつ、品物を拝見。おや、結構やすいじゃん(笑)
    さすが天下日本のおばはんたち。言葉が通じる通じない以前に、価格の低い店を優先的に見ていたのか、敬服の至りである。

    三越もほどほどに、再び滞在先のラッセル・スクウェアーに戻り夕食を買いに行く。

    そして今。これから夕食の時間です。やっぱ一人ぼっちはちょいとさびしいかもしれないが、気分は楽。さてこれから食うか。

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