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RECORD COLLECTOR MARC of genius2006年6月号 #324
Diamond Publishing Ltd

マーク・ボランが表紙。
もうそれだけでいい。いや、それだけで十分なのに、よりによってマーク・ボランと今や同じくらい好きになってしまったJudee Sill(ジュディ・シル)の特集記事まで掲載されてしまっている。
Judee Sillは、BBCの公開収録に招待されている。それは1972年3月23日。まだこのときはT.Rexの勢いがある頃だ。
※なお、この時の収録内容はDVDで発売された'THE OLD GREY WHISTLE TEST'シリーズのVol.2で観る事が出来る。Judee Sillは名曲"The Kiss"を堂々と披露した。
さて、肝心のT.Rexに関しての内容についてだが、主にコレクター向けのレコードなどを中心に紹介しながらも、2006年6月発売のT.REX ON TV-DVDについてや、2005年に発売となり全世界が泣いた(嘘)BORN TO BOOGIEのDVDの「その後」など、 どちらかというとコレクター向けのアプローチで編集された内容だと思う。
ただ、中には見たことのないようなマークの写真や、余りにレアすぎて価値があるのか無いのか疑問になってしまう「お宝」が紹介されている。
バックナンバーは1部単位で取り寄せる事が出来るので、買いそびれた人は本誌編集部に直接連絡すると良いだろう。

定価 3.60GBP (タワーブックスにて1,134円にて購入)

TITLe 特集「ロックで旅するイギリス」/ 2006年5月号
文芸春秋

マーク・ボランが表紙ではありませんが、そんなことは別に気にしません。
雑誌TITLe(Eではなくeらしい)は、その月によって色んな特集を組んでいるような次第で、この号はイギリスのロックが好きなLondon初心者のためのハウツー本といった感じです。
小刻みにテンポ良く編集されているので、なんとなくLondonをめぐってみようという人にはピッタリでしょうか。 T.Rexに関しての記述は、ほんの1ページ半でした。

定価 580円(税込)

T.REX FILE (T.レックス ファイル) / 2005年
シンコー・ミュージック (監修:河添剛)

T.Rex FILEには、今まで余り取上げられなかった内容や、人によってはタブー視されるかもしれない話題や証言、そして、ボラン自身による虚言だらけのインタビュー、マーク・ボランの年譜等が収録。
よくあるロック本とは良い意味で異質であるのと同時に、これまで発刊されてきたT.Rex関連本とも一線を画すもので、いうなれば、T.Rexの正当なる「再評価」に繋がる最初の出版物でしょう。
それまでのT.Rexに対しての「再評価」と言えば、グリコポーズで賛美出来ない文章が殆どで、釈然としない内容が横行していました。そんな軽薄な内容にうんざりしていたのは私だけはないはずです。

(詳細レビューと監修の河添氏へのインタビューはこちら)

定価 3,150円(税込)

MOJO / 2005年5月
MOJO

MOJOの2005年5月号。5月16日発売のDVDに合わせて、T.REXの特集ページが充実している。
付録のCDはSouthern Soulのコンピレーションで、メインの(笑)マーク・ボランもさることながら、こちらのCDの選曲はセンスが良くて非常にお買い得感がある。
16ページに渡っての特集記事は、MOJO1997年10月号で紹介したものとその構成やテキストは似通ってはいるものの、映画Born To Boogie(ボーン・トゥ・ブギー)に関する詳細記事や、 別ページに広告として掲載されているMOJO FILM FESTIVALについてのコンテンツを見る限り、ファン必携のアイテムであるといえる。
日本国内では、大手販売店に行けば置いてあるので、まだ手元にない人はお早めに。
ちなみに、渋谷のタワレコでは\861で売られていましたので、イギリスからの輸入雑誌にしてはほぼ定価どおり。(2005年4月時点)
定価£3.95

ついでに、付録のCDのトラックはこんなかんじ。
Etta James - Tell Mamma
Ike & Tina Turner - Mojo Queen
Sam & Dave - I Thank You
The Mar-Keys - Plantation Inn
Little Milton - We're Gonna Make It
Roger & The Gypsies - Pass The Hatchet
Eddie Floyd - I'll Take Her
Don Varner - Mojo Mamma
The Knight Brothers - Temptation 'Bout To Get Me
O.V Wright - Drowning On Dry Land
Erma Franklin - Light My Fire
James Carr - Pouring Water On A Drowning Man
Mavis Staples - A House Is Not A Home
Johnny Adams - Lonely Man
Irma Thomas - Long After Tonight Is Over


NME Originals -GLAM- / 2004年
NEW MUSICAL EXPRESS

2004年にNMEから発売されたNME別冊。1970年から1975年までのGLAMROCKシーンについてを完全網羅したもの。
雑誌の別冊とはいえ、収録内容の多さがすごい。今まで数あるグラムロック特集誌が発売されたが、これは集大成とも言える。
DAVID BOWIE, T.REX, GARY GRITTER, LOU REED, NEW YORK DOLLS, SLADE, IGGY POP, ROXY MUSIC, SWEET, ELTON JOHN, ALICE COOPERなどなど、ブリティッシュロック界において、GLAMROCKムーブメントという潮流の中で活躍した数々のバンドの歴史がここに集約されている。 なお、現在NMEのサイト経由でこの雑誌を入手することが可能。
http://www.nmeoriginals.com/archive.php?show=1090537200
日本から入手する場合は、発送料などを含めて2000円前後

定価£5.5


Classic Rock / 2002年10月号
Future Publishing

マーク・ボラン生誕55年を記念して、14ページにも及ぶ特集が組まれた。
T.REXを知っている世代にも、知らない世代にもわかりやすくその変遷や歴史などが紹介され、マーク・ボランという偉大なロックスターを心からトリビュートしている事がわかる。
また、T.REXというバンドとしての写真や、マーク・ボランのポートレートなど大きめの写真が数多く掲載されているのがファンには嬉しい。

定価 £3.25


素顔のマーク・ボラン / 1999年
PARCO出版

T.REXのトリビュートバンドであるT.REXTASYのDanielz(ダニエルズ)とその婦人で自身ボランの大ファンのCaron(キャロン)らの共著「Wilderness of the Mind」の日本語訳版。
余り触れられなかったマーク・ボラン自身という「個」に焦点を当てた。
未発表写真や、あまり語られなかったエピソード、そして、SOLID COMPANY(日本の私設ファンクラブ。会員の人ってどの位いるのだろう?)監修のもと日本のファン向けに追加収録された記事などが掲載。
すでにこの世にいない人物だから真実は神のみぞ知るだが、マークを深く愛しかつ客観的な視点で記述されたキャロン&ダニエルズの文章は、新しい発見があるはず。

定価2,500円 / こちらで入手出来ます


BOLAN BOOGIE / 電気ノ武者伝説
シンコー・ミュージック / 1986年

1986年に発行。
サブタイトルにあるようにまさに伝説。伝説っていうのは、正誤表に基づいているわけではないから、その辺りの整合性は微妙。時代が、80年代というバブル絶頂期だったからか?。そして、なぜこの時期にT.REX関連書籍を出したのかは不明だが、シンコー・ミュージックもきっとバブリーだったんだろう。
T.REX来日時のインタビュー記事や、10代の頃のマーク・ボランについての話、パリで出会った魔法使いもとい友達との生活、ジョンズ・チルドレン加入秘話、
デビッド・ボウイとの出会い、映画Born To Boogie制作関連の内容、中期〜後期にかけての挫折と復活、そして、他界など。
ある意味、NHKのプロジェクトX〜挑戦者達〜を彷彿とさせる構成内容。
定価1,800円


MOJO / 2002年7月号
MOJO

HEDONISTのDAVID BOWIEが編集!というだけあって、デビッド・ボウイのファンにとっては(私もその一人ですが)たまらない内容。
初期ボウイから、現在のボウイまでを大特集している。また、掲載写真も数多く、中にはまるでマーク・ボランか?と思うほどボランを意識したヘアスタイルのカットまで!
さらに、モッズ時代のボランの写真のコメントには、「'60代、ボランと僕は一緒に働いていた時期があった」なんていう発言まで載っている。
定価£3.50


MOJO / 1997年10月号
MOJO

グラムロック特集が24ページに渡って組まれています。T.REXだけでなく、David Bowieやグラム期のElton Johnなど、徹底的。
GLAMROCKの本場だけあって、ページのデザインまでグラム一色。
特筆すべき点として、T.REXに関わった人達のインタビューが数多く掲載されていて、その一例をあげるなら、サイモン・ネピアベルや、トニー・ヴィスコンティ、ジョン・ピール、ドノヴァン、ビル・レジェンドなどなど早々たる面子が在りし日のマークを語っている。
定価£2.95


STRANGE DAYS NO.19 / March, 2001
音楽出版社 / 2001年

アルバム"The Slider"のジャケットにも使われたTony Visconti(トニー・ヴィスコンティ)が撮影の写真が表紙が一際目立つ。
本誌とは関係ないが、Tony Viscontiの証言によると、スライダーのジャケット写真は、リンゴではなくトニーが撮影したのだそうだ。
T.REXが在籍していたFly Cube Label関連の話が満載で、しかも、トニー・ヴィスコンティのインタビューまで収録されている。

定価980円


レコード・コレクターズ / June, 2005
株式会社ミュージック・マガジン / 2005年

日本初!真実のグラム・ロック特集ということらしい。
まさに、レコード・コレクター向けの内容で、もちろん中身も濃い感じが漂う。
表紙がマーク・ボランなだけで、中身は余りT.Rexの情報は掲載されていないけども、グラム・ロックの定義について誌面の大半を割いて再定義している。
マニアックな内容だ。
グラム・ロックに虚構も真実も無いのに、そこを無理遣り記事にしてしまうところが強烈。ライターもいつもの人達といった感じがするので、面白くもなんともなかった。

定価700円


レコード・コレクターズ / Dec, 1997
株式会社ミュージック・マガジン / 1997年

マーク・ボラン生誕50周年として刊行された。
T.REX全曲の収録アルバム一覧表が掲載されていて、その曲目リストの中にはいわゆるレアトラックと言われる未発表曲がリスティングされている。
このリストを頼りにT.REXのアルバムをマニアックなものまで全て揃えたいという人にはオススメだろう。但し、情報が今から9年前のものであるので、それ以後に発売されたCDアルバムについては弊サイトを参考にするなり、栗原氏のサイトなどを見ていただくといいだろう。

定価600円


Player 1997/April No.374
株式会社プレイヤー・コーポレーション / 1997年

Marc Bolanの特大ポスターが付録。
album Legendのコーナーは、12ページに渡りT.REXのギターサウンドについての解説や、
秋間氏とPANTA氏の対談が掲載。
マークが所有していたギターの写真などが掲載されている。
ギターに関する解説はさすが専門誌というだけあって、読んでいるだけで感動してしまう。
数あるミュージック・マガジンの中でも、このPlayerは最も正統派且つ、一番頼りになる雑誌。
ちなみに、私がこの雑誌を買い始めた中学生の頃は、かなりませていて、周りの子供達(失礼)とは話が合わなかった事を覚えている。

定価580円


SUDIO VOICE 1998年12月号
株式会社インファス

「グラム降臨」として特集が組まれたこの号では、デビッド・ボウイを中心にグラムロック・シーンに活躍した面子を並べた。
時折しも映画ベルベット・ゴールドマインによってグラムロックが見直されそうになり、古くからのグラムロックファンは色んな意味でどきどきしたと思う。
ムッシュかまやつx今野雄二による対談や、山本寛斎へのインタビュー、グラムロックの体系図など、ファッションから観たグラムロックが判り易く説明されている。
定価680円


バンドスコア / T.REX (T.レックス ベスト)
株式会社 シンコー・ミュージック

バンドスコアの殿堂といえば、シンコー・ミュージック。 全部で10曲分のスコアを収録。有名な曲で構成されているので、学園祭などで使うにはもってこい。 収録曲は、Telegram Sam / Solid Gold Easy Action / 20th Century Boy / Born To Boogie / Metal Guru / Children Of The Revolution / The Groober / Jeepster / Get It On / Hot Love 楽曲ごとに丁寧な解説があるので、バンド活動していなくても、その内容にお財布のヒモを緩めても決して損はしないと思います。


MUSIC LIFE (ミュージック・ライフ) / 1977年12月号
株式会社 シンコー・ミュージック

マーク・ボラン追悼フォト集と称して8ページに渡って掲載している。
雑誌全体を見ると、既に時代はパンクに移行しているようだ。

定価480円